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新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本誌に掲載されている記事は、内容が変更または中止となる場合があります。
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市民後見人とは、親族や弁護士などの専門家ではなく、一般区民が研修で必要な知識や心構えなどを身につけ、活動する成年後見人です。本人の身近な存在として、同じ目線と感覚で支えることを強みとし、判断能力が十分でない高齢者や障害のあるかたに寄り添って、金銭管理や福祉サービスの契約などを行い、生活を支えます。
今年度も、8月から市民後見人養成研修が始まります。受講を希望のかたは、説明会に必ずご参加ください。ボランティア活動や社会貢献に関心のあるかたのご参加をお待ちしています。
※区役所、関連施設にチラシを置いています。
令和3年度受講生のみなさん
青木久子さん(平成26年度受講生・業平在住)
母も高齢になり、福祉のしくみを知りたい、学びたいと思って受講しました。市民後見人の活動は、身寄りのないかたの支えになっていることの緊張感もありますが、お役に立てているという喜びがあります。おかげで自分に自信がついてきました。関心のあるかたはぜひ受講してみてください。すみだのまちを助け合いでよりよく、住みやすいまちにしていきましょう。
野田俊哉さん(平成28年度受講生・太平在住)
親の介護の経験から成年後見制度に興味をもったのがスタートで、社会貢献型の市民活動をやりたくて受講しました。市民後見人の活動は一人にしっかり寄り添い、最後まで支援できます。誰かからの指示ではなく、市民後見人の裁量で進められますので、これまでの社会経験が役に立ちます。責任は重いですが、その分やりがいがありますよ。
認知症や知的障害、精神障害などで福祉サービスの契約や預貯金の管理などが困難なかたの権利や財産を保護し、生活を支えるための制度です。
ご本人の判断能力に合わせて、後見・保佐・補助の3つの類型があります。
制度には2つの種類があります。判断能力が十分ではないかたが利用する「法定後見制度」と、元気なうちにあらかじめ後見人を自分で決めておく「任意後見制度」があります。
後見人が、本人の預貯金の管理、不動産などの処分、遺産分割など、財産に関することについて保護・支援します。
介護・福祉サービスの利用や医療・福祉施設への入退院(所)手続きや費用の支払いなど、日常生活に関わる契約などの支援をします。
墨田区福祉保健部厚生課
電話 03-5608-6150
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本年度も墨田区に生活するすべての住民が住み慣れた地域で自立し、安心して生活できる地域社会の実現に向けて、下記の取組を進めていきます。
人事や広報等の法人運営全般に加え、今年度は地域福祉活動計画の改定を行います。墨田区民のかたがたの声をお聞きしながら、今後5年間の計画を策定していきます。
ボランティアまつりなどの啓発イベントの開催や「夏!体験ボランティア事業」を実施するなど、活動者の発掘・育成に取り組み、ボランティア活動への積極的な参加を促します。
区内に設置された大学と連携し、学生の強みを生かして取り組めるボランティア活動のメニュー作りを行います。
災害ボランティア登録制度の開始により、災害発生時に中心となって活動できるボランティアを育成し活動の充実を図ります。
区内の町会・自治会が行っている見守り活動や戸別訪問などの地域福祉活動に対する助成、ふれあいサロンや小地域福祉委員会に対する助成、区内の福祉施設や団体に対する活動費や運営費の助成を行います。
家事援助を中心とした住民同士の支えあい活動であるすみだハート・ライン21事業やちょっとした困りごとをお手伝いするミニサポート事業、保育園の送迎など地域で子育てを応援するファミリー・サポート・センター事業を展開しています。
利用されるかた、活動されるかたが安心して活動できるように相談体制の充実を図ります。
墨田区とともに、市民後見人の養成を行っています。同じ地域住民目線で、被後見人の気持ちに寄り添って活動をしています。当協議会は監督人として支援をします。
法人後見事業では、当協議会が法人として後見人になり、地域とのつながりを生かし、長期間にわたり寄り添う支援をします。
また、元気なうちに契約し、将来の不安に備える「すみだあんしんサービス事業」(新規事業)を開始します。
相談機能と住民主体の福祉活動の拠点機能を併せ持つ「地域福祉プラットフォーム」を現在3か所に開設しています。令和3年度から、包括的支援体制整備事業の一環として、墨田区からの委託事業となりました。
だれもが気軽に集える交流の拠点であるとともに、コミュニティソーシャルワーカーを配置し、生活課題を抱える住民の相談を包括的に受け止め関係機関と連携しながら解決を図る相談支援、地域づくりに向けた支援、社会とのつながりづくりに向けた社会参加支援などを行っています。
この他にも、小地域福祉活動事業等を行っています。
キラキラ茶家
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家事援助や外出同行を中心とした有償のボランティア活動に参加してみませんか。関心のあるかたはまず事業説明会にご出席ください。
とき | ところ | |
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6月18日(土) | 午前10時~11時半 | すみだボランティアセンター分館 (亀沢3-20-11関根ビル4階) |
6月29日(水) | 午前10時~11時半 | すみだボランティアセンター分館 (亀沢3-20-11関根ビル4階) |
7月12日(火) | 午前10時~11時半 | 地域福祉プラットフォーム京島 (京島3-49-18) |
7月22日(金) | 午後2時~3時半 | すみだボランティアセンター (東向島2-17-14) |
全てミニサポート事業と合同の説明会となります。
有償家事援助サービス「すみだハート・ライン21事業」を財政面から支援してくださる後援会員を募集しています。
いただいた後援会費は、協力会員の謝礼の一部に充てるなど、有効に活用させていただきます。
ぜひ多くのかたに後援会員としてご協力をお願いいたします。
すみだハート・ライン21事業室
電話 03-5608-8102
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東京都共同募金会 墨田地区配分推薦委員会事務局(墨田区社会福祉協議会内)
電話 03-3614-3900
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「サンタウン立花 虹の会」は、地域のかたが顔見知りの関係を継続しながら安心して暮らせるようにとの思いで、平成25年にふれあいサロンとして社協に登録されました。
現在は新型コロナウイルス感染症の影響により休止と再開を繰り返しながら、つながりを保ち続けています。今回、代表の槐正子さんにコロナ禍での活動について伺いました。
「これまでは健康、福祉に関する講座やお話などを通して交流をしてきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により活動を休止した時期が何度もありました。
休止中は参加者から『まだやらないの?』などのお声をいただき、そのたびに『やれるようになったら必ずやります。待っていてくださいね』と声を掛けていました。それ以外にも安否確認も兼ねて『元気ですか。困ったことがあったら相談してください』というメッセージの投函やインターホン越しの訪問をしていました。
また、役員間で何度も連絡を取り合い、再開についてのタイミングなどについて意見を出し合いました。
ビルメンテナンスのかたの協力もいただくなどさまざまなかたの協力があって、再開することができました。
再開後は感染症対策を行いながら作品展や体力測定などを行い、交流を続けています。
参加しているかたは『こんなに多くの人と知り合いになれた』と喜んでくれています。
これからも地域のかたがたの関係づくりの場とするとともに、住みやすい地域を目指して活動を続けていきます。」
体力測定後に体操を行いました。
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所得の少ない世帯(別表1)の学生で、進学等にあたり金融機関などからの借入が困難な場合に、東京都社会福祉協議会の無利子の貸付制度である教育支援資金が利用できます。貸付の際には審査があります。受験前でも予約申込みができます。
また、大学、短期大学、専修学校(専門課程)に在学中または進学予定のかたは、日本学生支援機構の給付型・第一種奨学金の優先利用が必須条件となります。
別表1 収入基準
世帯人員 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 |
---|---|---|---|---|
平均月収 | 272,000円以下 | 335,000円以下 | 385,000円以下 | 425,000円以下 |
別表2 貸付限度額
区分 | 高等学校 専修学校(高等課程) |
高等専門学校 | 短期大学 専門職短期大学 専修学校(専門課程) |
大学 |
---|---|---|---|---|
教育支援費 (月額上限額) |
35,000円 | 60,000円 | 60,000円 | 65,000円 |
特に必要な場合 (月額上限額の1.5倍) |
52,500円 | 90,000円 | 90,000円 | 97,500円 |
区分 | 高等学校 専修学校(高等課程) |
高等専門学校 | 短期大学 専門職短期大学 専修学校(専門課程) |
大学 専門職大学 |
---|---|---|---|---|
就学支度費 (入学時のみ対象) |
500,000円 | 500,000円 | 500,000円 | 500,000円 |
福祉資金担当
電話 03-3614-3902
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子育て支援に関心があり、地域のお子さんの送迎や預かり等の活動をしてくださるかた、大募集。
事前に電話でお申込みください。
すみだファミリー・サポート・センター
電話 03-5608-2020
事前にすみだボランティアセンターへ
電話 03-3612-2940
地域福祉活動担当
電話 03-3614-3900
事前に電話でご相談、ご予約ください
すみだ福祉サービス権利擁護センター
電話 03-5655-2940
FAX 03-3612-2944
お子さんと保護者がおもちゃで遊べます。
<参加ご希望のかたへ>
みどりコミュニティセンター
電話 03-5600-5811
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当協議会に寄附していただいた物品を区内にお住まいのかたに提供します。
品目 | 内容 |
---|---|
大人用紙おむつ | パンツタイプ(S)(M)(L)サイズ |
テープタイプ(M)サイズ | |
尿取りパッド | - |
経営担当
電話 03-3614-3900
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すみだボランティアセンターに登録しているボランティア団体の活動を体験してみませんか?
第1部 | |
---|---|
午前10時~正午 | |
学習室A | 録音グループ声 |
学習室B | あしたの会 |
第1活動室 | 絵手紙さくら会 |
第3活動室 | 手話サークル「すみだ」 |
エントランス | まや文庫・防災グッズづくり |
フリースペース | ボランティア相談・紹介・パネル展示 |
第2部 | |
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午後1時~3時 | |
学習室A | おはなしの会つくしんぼ |
学習室B | えんぴつの会 |
第1活動室 | 朗読奉仕くさぶえ |
第3活動室 | すみだ点訳ひかり会 |
エントランス | まや文庫・防災グッズづくり |
フリースペース | ボランティア相談・紹介・パネル展示 |
点訳体験
絵手紙体験
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今年も7月1日の「すみだボランティアの日」に合わせ「すみだ地域福祉・ボランティアフォーラム」を開催します。このイベントは、ボランティア活動に対する関心を深めていただき、ボランティア活動の促進を図ることを目的としています。
今年度は昨年オンラインでご講演いただいた富山県黒部市社会福祉協議会の小柴徳明氏に会場にお越しいただき、withコロナに向けて「踏み出す一歩 つながる思い〜withコロナの中で今、私たちにできること〜」をテーマに講演会とグループディスカッションを行います。ぜひ、ご参加ください。
昨年度の様子
墨田区厚生課厚生係
電話 03-5608-1163
(受付時間 月~金 午前8時半~午後5時15分)
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夏休みの期間を利用して、ボランティア体験をしてみませんか?
今年は、ボランティア団体体験、ご自宅でもできる作品制作などの活動メニューを用意して皆さんの参加をお待ちしています。参加するためには、参加者説明会への出席が必要です。
にほんごボランティア
高齢者施設へ届けました
花壇ボランティア
絵手紙体験
日時 | |
---|---|
第1回 | 7月10日(日)午前10時~11時 |
第2回 | 7月10日(日)午後1時半~2時半 |
第3回 | 7月11日(月)午後4時~5時 |
第4回 | 7月24日(日)午前10時~11時 |
第5回 | 7月24日(日)午後1時半~2時半 |
第6回 | 7月25日(月)午前10時~11時 |
編集発行
社会福祉法人 墨田区社会福祉協議会
墨田区東向島2-17-14 すみだボランティアセンター内
TEL:03-3614-3900 FAX:03-3610-0294
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