!
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本誌に掲載されている記事は、内容が変更または中止となる場合があります。
01
小地域福祉活動とは、誰もが住みなれた地域でいきいきと暮らし続けられるよう、住民同士が支え合い、助け合う活動です。
当協議会では、見守り・声かけ活動や、地域の人が気軽に集まり交流できるふれあいサロン活動など、地域に合った内容で行われている活動を支援しています。
7月に小地域福祉活動を行っている団体に活動状況に関するアンケート調査を行った結果、緊急事態宣言中は全ての団体において活動を中止し、現在も活動を中止している団体が多くあることがわかりました。
人との関わりが減少することにより、閉じこもりによる孤立や筋力・認知機能が低下することが懸念されます。以前と同じ活動を再開することは難しいかもしれませんが、当協議会では従来の形にこだわらず、顔を合わせなくてもつながりを感じられる活動も含めて、それぞれの地域・活動状況に合わせた支援を行っていきます。
横川五丁目東部町会見まわりグループは、定期的に見守り・戸別訪問やサロン活動などを行ってきました。
今回の新型コロナウィルスの影響で、従来の活動ができなくなり、4月以降はその時期に応じたチラシのポスティングのみを行っていました。そして、7月から月に1回地域のかたの様子を確認するために、インターフォン越しで声をかける形での訪問を再開しました。久しぶりの訪問活動という事もあり、見まわり活動のかたが来るのを心待ちにしていた人も多かったようです。
距離をとりながら見守り活動をしています
ふれあい梅若橋福祉委員会は、高齢者を中心に、地域のかたがお話をしたり、交流できる場所を作ることを目的として立ち上げられました。コロナ禍の前は月2回のふれあいサロンや軽食会などを行っており、毎年行っている七夕飾りをみんなで作成するイベントは、今年は七夕飾りの材料を各個人宅へ届けて作成してもらい、笹に願いごとを書いた短冊とともに飾りました。自粛生活が続いていたので、家で過ごすことが退屈に感じているかたにとても喜んでもらえたようです。
笹6本分になりました
当協議会では、コロナ禍での小地域福祉活動において不安なことがある場合は、安心して活動を行えるよう活動者と一緒に考えながら支援を行っていきます。
また、地域の中での活動について関心があるかたは、ご連絡ください。
地域福祉活動担当
電話 03-3614-3900
02
社会福祉協議会は住民の皆さんとともに、地域福祉活動を推進している民間団体です。ご協賛いただいた会費は、町会・自治会が行う福祉活動などに活用されます。ご協力をお願いいたします。
経営担当
電話 03-3614‐3900
03
所得の少ない世帯(別表1:収入基準)の学生で、進学等にあたり金融機関などからの借入が困難な場合に、東京都社会福祉協議会の無利子の貸付制度である教育支援資金が利用できます。貸付の際には審査があります。受験前でも予約申込みができます。
なお、大学・短期大学・専修学校(専門課程)に在学中または進学予定のかたは、日本学生支援機構の給付型・第一種奨学金の優先利用が必須条件となります。また、入学手続きに必要な入学金・学費等の借入れなど、他の制度では対応できない「つなぎ的貸付」や「学費等の支払いの不足分の貸付」が利用できます。
世帯人数 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 |
---|---|---|---|---|
平均月収 | 272,000円以下 | 335,000円以下 | 385,000円以下 | 425,000円以下 |
区分 | 高等学校 専修学校(高等課程) |
高等専門学校 | 短期大学 専修学校(専門課程) |
大学 |
---|---|---|---|---|
教育支援費 (月額上限額) |
35,000円 | 60,000円 | 60,000円 | 65,000円 |
特に必要な場合 (月額上限額の1.5倍) |
52,500円 | 90,000円 | 90,000円 | 97,500円 |
就学支度費(入学時のみ対象) | 500,000円 | 500,000円 | 500,000円 | 500,000円 |
福祉資金担当
電話 03-3614-3902
04
新型コロナウイルス感染症の影響による休業や失業で、生活資金にお困りのかたへ無利子で行っている貸付の申請期限を12月28日(月)まで延長します。
なお、10月12日(月)から原則郵送での受付に変更します。
福祉資金担当
電話 03-3614-3902
05
赤い羽根共同募金運動が、10月1日より全国一斉に始まります。
今年も多くの皆さんのご協力をお願いいたします。
クレジットカード決済による寄附ができます。
https://hanett.akaihane.or.jp/donate/entry/100/13/
ログインIDの登録をしていないかたも、画面下部の各項目にご記入いただければ寄付していただくことができます。「ご寄付先の地域」の選択欄で墨田区を指定していただきますと、区内の寄付金として取り扱われます。
06
子育ての経験や知識を生かし、地域で活動していただくために、「子育てサポーター及びサポート会員養成講座」を開催いたします。詳しくはお問合せください。
事前に電話でお申込みください。
すみだファミリー・サポート・センター
電話 03-5608-2020
07
Fさんは毎週木曜日に、利用会員Aさん宅で、1時間のお掃除の活動をしているベテランの協力会員さんです。
新型コロナウィルス感染症予防のため、両会員とも活動前に検温し、活動中はマスクを着用しています。また、手の消毒や換気なども行い、感染予防に努めています。
マスクをして活動しています
08
「すみだハート・ライン21事業」では、地域に住んでいる高齢のかたや障害のあるかた、産前産後のかたなどを対象に家事援助(掃除・炊事・買物など)のお手伝いをしています。有償ボランティアとしての活動に関心のあるかたは事業説明会にご参加ください。
とき | ところ | |
---|---|---|
10月13日(火) | 午前10時~11時半 | 地域福祉プラットフォーム ガランドール (石原4-11-12 ) |
10月19日(月)
|
午後2時~4時 | すみだボランティアセンター (東向島2-17-14 ) |
11月13日(金) | 午後2時~3時半 | すみだボランティアセンター (東向島2-17-14 ) |
11月27日(金) | 午後6時半~8時 | すみだボランティアセンター分館 (亀沢3-20-11関根ビル4階 ) |
ミニサポート事業と合同の説明会です。
事前に電話でお申込みください。
すみだハート・ライン21事業室
電話 03-5608-8102
09
令和元年度から、法人後見を始めました。
これまで11名のかたを支援しています。
法人として後見人活動を行うことで、地域と連携し、長期にわたる支援が可能です。
すみだ福祉サービス権利擁護センター
電話 03-5655-2940
FAX 03-3612-2944
10
生まれ育った墨田区で、地域貢献といくつかのボランティア活動を行っています。介護相談員として施設訪問をしていた時に、高齢者が多い事を実感し、市民後見活動の重要さを痛感しました。
家庭裁判所から市民後見人としての審判が下りた際は、責任の重さに身が引き締まる思いでした。
私の担当しているかたは、認知症のある高齢者で、はじめの頃はなかなか心を開いていただけなかったのですが、半年近くたった頃、初めて笑顔で名前を呼んでもらえました。市民後見人として、やりがいを強く感じた瞬間でもありました。
市民後見人は、財産管理、身上保護、遺産相続、不動産売却などを本人に代わり、活動させていただきます。社会人として今まで経験した事のないことが多かったのですが、これからも常に本人の思いに寄り添い、本人のために最善を尽くすことを考え、支援していきます。責任は重いですが、それ以上にやりがいのある市民後見活動に参加できることに感謝しています。
市民後見人養成研修修了生 佐藤 令二さん
11
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は会場をすみだボランティアセンターに変更し、規模を縮小して開催します。
すみだ・ボランティアの日での活動紹介DVD放映
すみだ・ボランティアの日でのボランティア団体のパネル展示
ボランティア団体によるバザー
当日は新型コロナウイルス感染予防のため、最大限の対策をして開催します。
すみだボランティアセンターへ電話かFAXでお申し込みください。
その際、お名前、連絡先、希望時間(①~⑦)と参加人数をお知らせください。
すみだボランティアセンター
電話 03-3612-2940
FAX 03-3610-0294
12
すみだボランティアセンターでは、墨田区内にお住いの常時車いすをお使いのかたに、「ハンディキャブ」を貸出しています。「ハンディキャブ」とは、車いすのまま乗降できる電動スロープ又はリフト付きの車両のことです。
運転は家族や知人が行いますが、運転者の確保が難しい場合には、運転ボランティアの紹介をしています。
普通運転免許をお持ちの21歳以上で、ボランティア活動に関心のあるかた、運転ボランティアを始めてみませんか。
ボランティアセンターにあるハンディキャブ
年に2回、安全運転講習会を行います
すみだボランティアセンター
電話 03-3612-2940
「運転ボランティア」を知る
まず、運転ボランティアの説明を受けます。運転ボランティアは、依頼者の自宅から目的地までの運転と、電動スロープなどの操作をします。介助はしません。
車両(リフト・スロープ)操作説明
電動なので、力は必要ありません。手順を確認します。
先輩運転ボランティアと一緒に
実際の活動を見学したり体験したりします。特に利用者との接しかたは、まさに百聞は一見に如かず。運転ボランティアには「ハート」が大切だと気付かされます。
いよいよ活動へ
事前に申込みされた利用予定を基に、ボランティアセンターから活動を紹介します。都合が合わなければ、お断りいただいても構いません。「無理なく」が、楽しく長続きできる秘訣です。
13
「発災と災害ボランティアセンターの設置から閉鎖まで」の災害ボランティアセンターの特集記事を掲載しています。
前号では、「ボランティア派遣」を取り上げました。
第4回となる今号は、「生活再建に向けて」です。
災害の復興期に入ると、がれきの撤去や室内清掃といった支援活動から、買い物や通院等の日常生活に沿った支援活動へと変わります。
大きな災害が起こると、仮設住宅が設置されます。住み慣れた我が家から仮設住宅への入居は、戸惑いや不安が大きいものです。転居により、近くに知り合いや頼れる人がいない生活を余儀なくされ、今までのコミュニティを喪失してしまう人もいます。そのため、住民が孤立しないよう、訪問活動による見守りや声かけといった活動がより大切になります。また、住民同士の交流を図るためサロン活動等を行い、新たなコミュニティづくりに向けた取り組みを進めていく必要があります。
生活再建には、本人の前向きな気持ちが欠かせません。住民同士でつながりを持ち、コミュニケーションを取ることで、新たな生活へ向けた次の一歩を踏み出せるはずです。
さて、全4回にわたって「発災と災害ボランティアセンターの設置から閉鎖まで」を見てきましたが、いかがでしたか。次号からは番外編です。
まずは「コロナ禍における災害ボランティアセンターの運営について」を取り上げます。
住民同士の交流の場(サロン) 新生活への活力は何気ない会話から
14
ボランティア活動の紹介、活動時の注意点など。
すみだボランティアセンター
事前に電話でお申込みください。
電話 03-3612-2940
事前に電話でご相談、ご予約ください
電話 03-5655-2940
FAX 03-3612-2944
お子さんと保護者がおもちゃで遊べます。
新型コロナウィルス感染症拡大予防のため、当面の間は予約制とし、参加人数を制限させていただきます。予めご了承ください。
地域福祉活動担当
電話 03-3614-3900
みどりコミュニティセンター
電話 03-5600-5811
15
当協議会に寄附していただいた物品を区内にお住まいのかたに提供します。
品目 | 内容 | 在庫数 |
---|---|---|
大人用紙オムツ | パンツタイプ(M)(L)サイズ | 各数袋 |
テープタイプ(S)(M)(L)サイズ | 各数袋 | |
尿取りパッド | 数袋 |
地域福祉活動担当
電話 03-3614-3900
編集発行
社会福祉法人 墨田区社会福祉協議会
墨田区東向島2-17-14 すみだボランティアセンター内
TEL:03-3614-3900 FAX:03-3610-0294
このサイトをSNSでシェアする