オープニングの様子
去る7月3日(土)に“地域の支えあい”に必要な情報提供や仕組みづくりに向けた話し合いの場として、地域福祉・ボランティアフォーラムを開催しました。
初めての試みとして講演会をライブ中継したほか、感染症対策の一環として、参加者数を限定し、すみだリバーサイドホールと、区内の情報経営イノベーション専門職大学、そして講師の先生がいらっしゃる富山県黒部市の3か所をオンラインでつないで開催しました。
“本当はみんなつながりたい~コロナ禍で、私たちにできることってなんだろう?~”をテーマに講師の小柴徳明氏(富山県黒部市社会福祉協議会)より、「コロナ終息後の地域をより良くするには、地域の力のフル活用が必要である。地域の力を活かすには自分ごとと感じてもらえる目標と根拠を明確に示すことが必要である」との話がありました。参加者からは「コロナ禍で外出の機会が減り、種々の集まりで提供していた食事をテイクアウトに変えるなど工夫している。」「人に助けてと言えることも大事」との意見がありました。最後に小柴氏は「助けてというのは難しい。本人は大丈夫と言うから、助けてに気付ける社会になることが大切である」と結ばれ、コロナ禍での地域活動やつながりについて考える良い機会となりました。
当日の講演の様子は、墨田区公式ユーチューブチャンネル「令和3年度すみだ・地域福祉ボランティアフォーラム講演会」をご覧ください。
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