小地域福祉活動連絡会の様子
墨田区社会福祉協議会では、令和3年度小地域福祉活動連絡会を新型コロナウィルス感染症対策のため10月15日(金)から10月26日(火)の間の5日間に分けて開催しました。今回の連絡会は、区内で小地域福祉活動やふれあいサロンなどの地域活動を実施している34団体(各団体1名)にご参加いただきました。
アンケート結果より
事前アンケートや聞き取りから、新型コロナウィルス感染症の影響により、地域でのつながりが弱くなることやフレイルについて不安の声がある一方で、形を変えて地域でのつながりを継続している団体や、再開に向けて話し合いを行っている団体が多数ありました。今年度は今までの活動のかたちにとらわれず、コロナ禍において「できたこと」に焦点をあて3名~4名のグループに分かれて話し合いをしていただきました。
話合いの内容
多くの団体が、感染症予防を行いながら、人とのつながりを絶やさないために様々な方法で活動を継続されていました。また、活動をまだ再開できていない団体も、活動を行えるかどうか、今は何ができるかを話し合っている団体が殆どでした。再開を心待ちにしている方も多いようです。
活動ガイド紹介
また、今回は皆さんが地域の方と話し合う際に考える材料として使用していただくために、活動ガイド「さまざまな形で地域とつながる」を作成配布いたしました。
・「さまざまな形で地域とつながる」
工夫して地域でつながる
今回の様な「人と会えない状況」はコロナ禍だけではなく、災害時や普段の生活においても集いの場に来ることができない方がいるかもしれません。そのような方には、チラシの投函や外での活動、様々な方法で活動を行うことでつながりやすくなるかもしれません。今回の話し合いでも、場所や内容を変えたことにより、新しい参加者が増えたという声もありました。発想の転換も踏まえ、これからも皆さんで話し合い、様々な方法を試しながら活動を行っていただきたいと思います。
まとめ
昨年度より続いているコロナ禍において、地域での活動が続いていることは、今まで皆さんが顔の見えるつながりを行い、地域の方の詳細が分かっていたからだと思います。これからも長く活動を行うために、地域の方同士で話し合い、支えあっていただきたいと思います。特にコロナ禍では様々な考えの方がいらっしゃったり、地域によって環境が違ったりと不安な点もあると思いますので、いつでもご相談いただくようお伝えいたしました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。今後も当協議会では、地域の状況に合わせた内容の連絡会を開催していきます。
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