令和２年度小地域福祉活動連絡会を開催しました。

墨田区社会福祉協議会では、令和２年度小地域福祉活動連絡会を新型コロナウィルス感染症対策のため７月２０日（月）から７月３０日（木）の間の５日間に分けて開催しました。

今回の連絡会は、区内で小地域福祉活動やふれあいサロンなどの地域活動を実施している２９団体（各団体１名）にご参加いただきました。

今回は事前に活動状況についてアンケートを行い、新型コロナウィルスの影響で、全ての団体において緊急事態宣言中は活動を休止していたこと、そして現在もほとんどの団体が活動を中止していることが分かりました。

新しい生活様式を取り入れながら再開を検討している団体も多くありましたが、多くの団体が、地域活動を行わないことで起こる認知機能や身体機能の低下のリスクを感じている一方で、感染症対策をしながら活動することについて不安を感じているようでした。

連絡会後半では、２名～４名のグループに分かれて、コロナ禍での活動において不安に感じていることを共有していただき、地域福祉活動を行う上での目的を再確認しながら、可能な形での活動について情報交換を行いました。

情報交換では、「現在の会場では三密を避けて活動することは難しい」「早く再開したいという人と、慎重にするべきという人など様々な意見がある」など活動についての悩みが出る一方で、「インターフォンごしに訪問をしている」「サロンで行っている脳トレなどの用紙をポスティングしている」「気になる方に電話で連絡を取っている」など、感染症対策を行いながら地域の人と繋がる方法もたくさん出ました。

社会福祉協議会としては、活動者の皆さま、参加者の皆さまで広く意見交換をしていただき、直接顔を合わせなくても繋がり続けることができる方法を検討していただくようお伝えいたしました。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。今後も当協議会では、地域の状況に合わせた内容の連絡会を開催していきます。