講義「災害時における社会福祉協議会の役割」の様子
11月30日(土)に「災害ボランティアセンター立ち上げ訓練」を行いました。
社会福祉協議会は大規模な災害が発生した時、墨田区からの要請を受けて「災害ボランティアセンター」を設置・運営することになっています。そこで、被災した場合に備え、災害ボランティアセンターの立ち上げや運営がスムーズに行えるよう、職員を対象とした訓練を行いました。
当日はまず、東京ボランティア・市民活動センターの加納佑一氏の「災害時における社会福祉協議会の役割」についての講義がありました。“「困っている人がいたら、みんなで助け合う」「いろんな人が住みやすい街をみんなで作る」という社会福祉協議会の目指すところは、災害時でも変わらない。だからこそ、たくさんの人の力を借りてもっと助け合える、もっと住みやすい街にするのが社会福祉協議会の役割である”との話を聞き、社会福祉協議会が災害ボランティアセンターを運営することの意義を再確認して、訓練は始まりました。訓練には社会福祉協議会の職員全員が全ての役割をこなせるよう、ボランティア受付、マッチング、送り出し、報告までを訓練しました。短い時間でしたが「ニーズの優先度の基準づくりが必要ではないか」「活動内容によって必要な道具が異なるので、把握しておく必要がある」など改善点も多く見つかりました。
今年は大きな台風が多く、今まで以上に皆様も災害を身近に感じたことと思います。社会福祉協議会では、墨田区が被災地になった場合に備え、これからも区とともに地域の皆さんの安心・安全につながるよう様々な形で訓練を重ねていきます。
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